WicketはJavaを用いたウェブアプリケーション開発用のフレームワークのひとつです。
Strutsに代表されるような他のウェブアプリケーションフレームワーク違いHTTPリクエスト、レスポンス等の流れをほとんど意識せず
デスクトップアプリケーションを作るかのようにウェブアプリケーションを作ることができます。
Wicketは優れた、使いやすいJAVAウェブフレームワークであるが、初学者にとって、開発環境を整えるまでが壁となっている部分があるのではないかと思う。
特に常にバージョンアップを続けるWicketにおいて、新しいバージョンのWicket6の日本語情報が極めて不足している。
また環境構築のために各ツール
・Maven
・Eclipse
・Tomcat
等を使う必要があるが、これら全てについて一度に精通するのは困難であるため、Wicket開発を始めるにあたっては「必要な部分だけ使えれば良い」と思います。
まずはWicket開発環境を整え、第一歩を踏み出しましょう。
まずはJavaの開発にはJava Development Kit (JDK)が必要です。
既にインストールされている方も多いと思われますし、わかり易い解説サイトも多数ありますのでこのサイトでの解説は省略します。
インストールが済んでない場合は↓のボタンからも検索出来ますので探してみてください。
mavenはJavaのプロジェクト管理プログラムです。
特にWicketではmavenを使うことで簡単に、素早くプロジェクトを立ち上げることが出来るため、mavenを使う方法が一般的です。まずはmavenをインストールしましょう。
Eclipseは様々な言語を扱える統合開発環境(IDE)です。特にJavaの開発で最も使われています。Wicketに関してもIDEを使う必要があり、今回はEclipseと様々なプラグインと日本語化をしたものをパッケージしたPleiades4.3(Eclipse4.3を含)をインストールします。
Wicketに用意されたクイックスタートとMavenを使いプロジェクトを作成して、Eclipseで編集できるように取り込みます。
そして、Javaのウェブアプリケーションでよく使われるTomcatサーバでこれを実行出来るようにしましょう。